暑い日が続き、いよいよ夏本番!高卒認定試験の夏がやってきます。
残りの数週間でできる勉強、当日の諸注意を書きたいと思います。
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残り数週間!勉強法は!?
以前にも書いたように、高卒認定試験は全科目合格しなくても高卒を手に入れる方法があります。そのためにも、確実に1科目は合格しなければなりません。
また、11月試験ではなく、8月の本試験で合格科目を取得することは、その後の進路の考えるにあたって、非常に大事なポイントになります。
8月本試験で合格すれば、大学や専門学校の推薦入試を受験する可能性が出てきます。しかし、11月の高卒認定試験では合否発表が12月になるため、推薦試験を受験できる大学・専門学校があまりありません。
中には、高卒認定試験の受験票を提出することで受験できる学校もありますが、数が少ないです。
ちなみに、各種学校や専修学校と呼ばれている学校の中には、高卒資格がなくても受験できる学校があります。が、その学校を卒業しても高卒以上の学歴を示すものになりませんので、進路選びは慎重に考えて下さいね。
と、話がずいぶん逸れましたが。
残りでやりたい勉強は、ズバリ過去問対策です!
国語の問題は平成29年度より出題傾向が大きく変わりました。出題傾向を知る意味でも平成29年の2回分、平成30年の2回分は必ず解きましょう!
過去問集には実際の物と同じようなマークシートがついていることがあります。必ずそれを使って練習してみましょう。
マークシートなんて簡単!と思うかもしれませんが、薄すぎたりはみ出すぎたりすることがあるので、塗る練習は必ずしておきましょう。
過去問を実際に解くと、点数が気になると思いますが、時間を計って時間内に全部の問題が解けたか、現代文・古文漢文融合問題でそれぞれ、どれぐらい正解できたかをしっかり把握して下さいね。
時間が足りなくて、問題を最後まで読めなかった、という方は、早く解けるようになる読み方をしてみて下さい。詳細はこちら。
古文や漢文の問題が全然わからなかった、という方は、現代文の説明文から内容を読む練習、古文と漢文で覚えることをもう一度確認してみて下さいね。
今からやっても間に合わない!と思わず、古文・漢文は覚えるだけですぐに点数に結びつくので諦めずにやってみて下さい。こちらも参考に。
過去問を解くことで、試験時間50分を意識できる、マークシートを塗る練習になる、自分の苦手がわかる!と良いことづくしなので、今からの時間は必ず過去問に使いましょう。
試験当日の注意事項
試験当日は真夏なので、暑いことが予想されます。まずは、体調を整えて元気に試験会場に行くことが最も大事です。しっかり食べて、よく寝て早めに起きて万全の態勢で望んで下さいね!
よく、願掛けにカツを食べる!とかありますが(古い?)、実は私の経験談なのですが、大学入試当日、学生食堂でカツ丼を食べ、試験中に気分が悪くなったことがあります。あえて、ガッツリした物を食べずにあっさり消化に良いものを食べるといいのかな、と思います。
控室で昼食をとることができますが、あまり冷えるもの(冷やし中華など)は控えた方がいいかもしれません。試験会場自体もエアコンがきいて涼しいぐらいだと思いますので、お腹が冷えてトイレに行きたくなると試験どころではありませんよね。
食べ物の話になってしまいましたが、朝起きてから試験会場に行くまでは、余裕をもって行動しましょう。焦るとうっかり忘れ物をしてしまったり、道を間違えてしまうかもしれません。
試験会場へは、前日までに下見をして、家からどれぐらいかかるか、公共機関は何を使うのかを必ず確認しておいて下さい。
車やバイクで行こうと思っている人もいるかもしれませんが、予期せぬ渋滞に巻き込まれたり、駐車場が空いてなくて停められない、ということがあるかもしれません。
なので、必ず電車やバスを使いましょう。
電車も事故や点検等で遅れたり、バスは天候によって遅れたりすることがあります。余裕を持って早めに家を出ましょう!
もし、遅刻するとわかっても遅刻20分以内であれば入室でき、試験を受けることができます。遅刻するから無理だー!と諦めてしまわず、落ち着いて行動するようにして下さい。
持ち物は前日までに用意しましょう!受験票・鉛筆・消しゴム・鉛筆削りは必ず必要です。
こちらも私の体験談ですが、大学受験の日に鉛筆を忘れました。途中で気づいてコンビニで買ったのですが、鉛筆削りは隣の席の方に借りました。ものすごく焦りました。
焦りは精神的に良くないですし、試験で全力を出すためにも忘れ物はしないように細心の注意を払いましょう。
ただし、忘れ物をしても試験が受けられないわけではありません。受験票を忘れても大丈夫です!なので、忘れ物をしたからといって、家に取りに帰るのは絶対にしないで下さい!!
家に取りに帰って、20分以上遅刻したら試験を受けることができません。忘れてもなんとかなります!絶対に取りに帰らないで下さいね。
仮に忘れ物をしてしまったら、自分で解決しようとせずに、試験監督や係の人にまず相談しましょう。
試験がスタートしたら、まず深呼吸!焦らず慌てずスタートしましょう。
問題用紙は持ち帰ることができます。必ず、自分の書いた答えを問題用紙に写しましょう!!これは、非常に重要なポイントです。
高卒認定試験の合否結果は9月に郵送されます。が、その後すぐに11月本試験の願書提出が始まったり、次の進路に向けて準備していかなくてはなりません。
もし、9月の合格通知が送られてくるまで、結果がわからなかったら、いろいろな面で出遅れてしまうことになります。なので、問題用紙に自分の答えを書き写し、帰宅後はネットを見て答え合わせをしましょう。
最後にとても重要なことですが、マークミスをしないようにしましょう!当たり前やん、と思われると思うのですが、私の知り合いが重大なマークミスをして人生が大きく変わってしまった、と言っていました。
それは、大学のセンター試験でのことです。英語の並び替え問題で、2番目にくる単語、4番目にくる単語はどれでしょう、という問題。後で解こうと思って飛ばして、次の問題をやっていたそうです。
本当ならば、2番目、4番目と2つの解答欄を空けて次に答えなければならないところ、一つしか欄を空けていなかったため、その問題以降全ての答えがズレてしまった、というわけです。
取れているはずの英語の点数が全然取れていなくて、志望校を大きく変えなければならなかったそうです。
必ずしも1番から順番に問いていかなければならないわけではありませんが、問題番号と解答用紙の番号をきっちりと合わせて間違えないようにマークしていって下さいね!
せっかくの努力がマークミスによって、消えてしまうのは本当にもったいないですよね。
とにかく落ち着いて問題を解いていって下さいね!
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まとめ
試験までの残りの時間は、過去問対策に使おう!
試験時間を意識する、マークシートの練習、苦手を見つける、と過去問から学ぶことはたくさんあります。
苦手がわかったら、少しでもそれが少なくなるように時間を使って下さい!
試験当日の諸注意!
早寝早起き、しっかり食べる。余裕を持って動く!
電車やバスで行きましょう。前日までに会場の下見を忘れずに…!
忘れ物をしないように。でも、忘れても大丈夫!
絶対に取りに帰らないで会場で相談しましょう!
問題用紙に自分の答えを写しておきましょう!これは必ず忘れずに!!
家に帰ったら、早速自己採点をして下さいね。
最後にマークミスをしないように落ち着いて試験を受けて下さい。
暑い中ですが、体調管理をきちんとして、元気に試験を受けて来て下さい!
結果が出ることを期待し、応援しています!!
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