通信制高校・高卒認定試験、どっちを選ぶ?

こんにちは、Sayuriです。

 

前回は、高卒認定試験とは…を紹介しました。

通信制高校と高卒認定試験、それぞれを紹介した上で

あなたには、どちらが合っているか…を一緒に考えてみたいと思います。

 

【通信制高校に行くと…】

 

・高校の卒業証書を受け取ることができる!

卒業証書は、高校を卒業しないと受け取ることができません。

当たり前のことのように聞こえますが、卒業する・卒業証書を受け取る

というのは大きいことです。

 

私は、働いていた頃まだ若く、結婚もしていなかったし、

子供もいませんでした。

「卒業」ということや「卒業証書」に対して、

強い思いのある保護者の気持ちも

正直そこまで理解できませんでした。

 

しかし、親になってみて初めて、

その気持ちがわかるような気がします。

「高校卒業」「卒業証書」は高校に通った本人だけでなく、

それまで成長を見守ってきた保護者の方に対しても

大きな意味があるのだと感じます。

ですので、「卒業」は重要なポイントになります。

 

・大学の推薦を受けられる

大学や専門学校の指定校推薦など推薦入試を受けることができます。

高卒認定からも受験できる推薦はありますが、

受験できる大学の数は多くありません。

 

・高校生活を送れる

全日制に馴染めなかった人でも、週に数回の登校スタイルから学校生活を始めることができます。

もちろん、自宅で授業を受けることも可能です。

 

実際に、小学生や中学生の頃からなかなか学校に行けて

いなかった生徒さんが自分の居場所を見つけて、

毎日学校に通えるようになった例もたくさん見ました。

 

・自分のペースでスタートできる

登校日数が少ないもしくは通信で授業を受けることができるため、

現在なかなか家から出れない状況にある人でも

自宅で授業を視聴することが出来ます。

 

芸能人やスポーツ選手など高校に

通う時間が取れない人たちも在籍し卒業を目指している人もいました。

 

多くの生徒がアルバイトと学業を両立していて、

全日制高校では経験できないような自分の時間と学校を

うまく両立させ色々なことにチャレンジすることができます。

 

空いた時間を利用して大学受験のための

勉強を進めていくこともできます。

 

以前、保護者の方から相談されたことがあります。

「他の子は、朝から夕方まで授業を受けて、普通に学校に行っているのに

どうしてうちの子は、朝から夕方まで学校に行かないんですか?

私も普通に学校に行っていたので、週に数回・短時間しか行かないのが

納得できません」

というような内容でした。

 

確かに、普通(保護者の言葉をかりると…)の学校に通っているのとは

ペースが違います。普通でいい!普通に行って欲しい!

そう思う保護者の気持ちもよくわかります。

 

私も自分の子供達に対して普通に大きくなって欲しいと

思っていた時期があります。

しかし、普通ってなんでしょう???

多くの人と同じことが普通でしょうか…。

 

小さい頃、育児書に「4ヶ月で首がすわる」「1歳で歩きはじめる」と書い

ているのを見て、自分の子はゆっくりだな、とか本とは違う順でできるよう

になった、とか教科書通りにはいかないことを経験されたと思います。

うちの子もそうでした。

それと同じように、「多くの人=普通」に縛られず、ゆっくりなこともある

けれどそれを普通じゃないと捉えず、

どうか自分のペースを大切にして下さいね。

 

一方…

・3年間は必ず在籍しなければいけない

 

例えば、1年高校に通って中退したという人は残り2年在籍することで

合計3年というのが認められます。 しかし、一度中退をして仕事をしていた

などの理由で、高校生の年齢よりも年上になる人には、少し入り辛い環境に

なってしまいます。

 

以前、紹介した公立の通信制高校には現役高校生よりも

ずっと年上の方も通学していました。

それと、高卒までに時間がかかります。

 

・高校の授業だけでは、大学受験対策には届かない

 

授業はあくまでもレポート作成のための授業になるので、

教科書に準じた内容になります。基礎的なことが多いため、

大学受験を目指すには通信制高校の授業だけでは厳しいです。

 

【高卒認定試験に合格すると…】

 

・短期間で高卒の資格を手に入れることができる

試験に合格すれば、高卒が認められるため短期間で高卒を

手に入れることも可能です。

早く高卒を取って、次の進路に向けて動き出すことができます。

 

日本では大学に入学できるのは、例外を除いて18歳以上なので、

18歳未満で高卒認定試験に合格しても、大学入試を

受験することはできません。

 

私の教え子の中にこんな生徒さんがいました。

中高一貫校の中学を卒業して、高校には進学せず、高卒認定試験を

受験しました。8月試験で全科目合格し、同級生の誰よりも早く高卒を

手に入れました。その後は、大学受験に向けて進めていましたが、

たっぷり2年も時間があるので、時間をかけて国公立大学を

目指していました。

 

この生徒さんのように、高卒認定試験に合格すると、その後の進路に

同級生よりも早くスタートをきれます。

 

・大学や専門学校入試のための基礎的な勉強ができる

 

高卒認定試験の対策をすることは大学・専門学校入試の勉強にも

繋がります。

 

試験の難易度を考えると、高卒認定試験に合格すれば、

それだけで大学受験できる!

とは言えませんが、受験勉強の基礎作りには最適だと言えます。

 

・大学・専門学校への進学だけでなく、公務員試験なども受験できる

高卒資格なので、当然のことですが、進学だけでなく就職の際にも高卒と

同じ扱いになります。

 

一方…

・大学の推薦入試で受験できる大学が少ない

高校にくる指定校推薦などはありません。また、公募推薦といって

一般入試が始まる前に実施される推薦入試があるのですが、それに関して

高卒認定合格者は受験できない大学が多いです。

しかし、近年増えてきている自己推薦、AO入試などは受験できる学校も

多いです。

 

【まとめ】

 

「通信制高校向きの方」

・高校の卒業証書を手にしたい

・自分のペースで高校卒業を目指したい

・高校生活を送りたい

 

「高卒認定試験向きの方」

・短期間で高卒を取得したい

・高卒取得後、大学や専門学校への進学を考えている

・現役の高校生よりも年上である

 

いかがでしたか?

通信制高校・高卒認定試験それぞれの特徴を知った上で

現在の状況に合った進路選択を考えてみて下さいね。

 

次回からは、高卒認定試験に向けて…を書いていきたいと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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